シミ抜き得意の世田谷カミヤクリーニングのマメ知識をご紹介＿カビから衣類を守る収納編

梅雨から夏の終わりにかけては、湿度・気温が高いため、特に注意が必要な季節です。「あっ！しまった！！」なんてことにならないためにも、是非、衣類にやさしい収納方法をマスターしてください。

きれいに洗濯をしてから収納する事が、カビや黄ばみなどから衣類を守る基本です。汚れがついたまま、特に「目に見えない汚れ」がついたまま収納されることは大変危険です。汚れはカビが繁殖するための「栄養源」にもなります。絶対に避けてください。
ちなみに、クリーニングに出される事が、最も有効な手段です。

衣類にとって最適な収納場所は、「直射日光があたらず、湿気のない通気性の良い環境」です。衣類を「ギュウギュウ」につめた場所では、通気性が悪くなります。通気性が悪くなると、湿気がこもりやすくなりますので、カビにとっては最適な空間になってしまいます。収納ケースやクローゼットは8分目くらいを目安に収納してください。

湿気は下の方にこもり易い性質があります。ウールやカシミヤ、シルクなどは、特に湿気に弱い素材です。逆に、湿気に比較的強い素材は、綿や麻などの素材です。シルクやカシミヤなどの衣類は比較的上のスペース（引き出し）に、綿や麻などの湿気に比較的強い素材は下のスペース（引き出し）に入れるのがポイントです。つまり、衣類の素材によって収納場所を決めるのが上手な収納方法です。

雨の日など湿気が多い日に衣類を収納すると、湿気も一緒にしまう事になります。衣替えなど、長期収納する場合は、晴れた日に乾いた空気と一緒に衣類をしまいましょう。また、市販の除湿剤の使用も有効なのでオススメです。ただし、除湿剤の取り替え時期には気をつけましょう！！

初期段階のカビでしたら洗濯すれば取り除けますが、ご家庭で洗えない衣類やどうしても取れないカビは、当店にご相談下さい。決して薬品を使ってカビを取る事はしないでください。