マメ知識_第6回目は洗濯物のニオイ対策(洗濯方法編)のご紹介です。第5回に引き続き、梅雨の時期はもちろん、お天気の悪い日のお洗濯に役立つ豆知識をお話します。
洗濯物のニオイ対策(洗濯方法編)
【ご用意いただくモノ】
部屋干しをすると、決まって起こる問題、洗濯物からのイヤな臭い・・・。 このイヤな臭いの原因は、洗濯しても完全に落としきれない汚れだと言うことをご存じですか?体から分泌されたたんぱく質や皮脂などの汚れを完全に落としきれず、さらに部屋干しによりなかなか乾かないため、菌が繁殖しあの独特なイヤな臭いが発生してしまうのです。つまり、「ニオイ」は【残った汚れ】と、【乾かす時間】が原因なのです。 今回は、この【残った汚れ】に焦点をあて、ちょっとひと手間かけることで洗浄力がアップするマメ知識をご紹介します。。
洗濯水の温度は、高い方が洗浄力が上がります。(マメ知識の第4回目でお話しましたね。) 食器をお湯で洗うと、水で洗った時よりも比較的油の落ちが良くなり、さらには手がカサカサになりますよね。あれは、お湯により台所洗剤の洗浄力がアップしている証拠です。 わたしたちクリーニング屋ではワイシャツなどを洗う場合、50℃〜60℃の温水で洗います。ただし、この温度は「業務用洗濯機」だからできる温度です。家庭用洗濯機で、50℃〜60℃の温水で洗うと洗濯機が傷む場合があるのであまり、おすすめできません。 ではどうすれば良いかと言いますと、洗濯水の温度が20℃より30℃、30℃より40℃といった感じで、少しでも水温が上がれば、洗浄力が上がります。洗濯機の取扱説明書やメーカーのホームページなどを参考にして対応可能温度を超えない範囲内で少しだけ水温を上げてみてください。 なお、水温が上がれば洗浄力は上がるのですが、色落ちや縮みといったトラブルも発生しやすくなり、さらには衣類にダメージを与えてしまうリスクも上がってきます。くれぐれもご注意ください。 また、このお風呂の残り湯がおすすめですが、残り湯の汚れがひどい場合は汚れが洗濯物に付着するので逆効果となりますので、あまりオススメできません。 「高い水温(=お湯)で洗えばとにかくキレイになる!」という訳ではございません。当店でも、実際のクリーニング時には、繊維の種類や繊維や汚れ具合、染色などによって、洗剤はもちろん洗浄温度も変えて洗っています。あくまでも「ニオイ」対策のひとつの例ですので、水温を上げてお洗濯される際には、くれぐれもご自身の判断で行ってください。
いかがでしたでしょうか?「ニオイ」の気になるこの季節。大切な衣類はしっかり洗ってあげてください。 次回は「洗濯物のニオイ対策(乾燥方法編)」です。お楽しみに!!
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